感染防止関連を選別【話題のテーマと狙える銘柄】

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特需発生が期待できる銘柄を再点検

 新型肺炎の感染拡大から国内外のマーケットは引き続き方向感の読めない状況になっている。そのような中で中国に拠点を置く輸出系には業績への不安が燻る一方、材料株で格好の物色対象になっているのが感染防止に関連する銘柄。既に一部の銘柄では株価が安値から数倍になり、そこからスピード調整となる銘柄もでている。値の荒い銘柄に投資するのは極めてリスクが高いが、業績が安定していて、今回の感染拡大で特需発生が期待できる銘柄は株価の落ち着き処を狙うのも一法だ。

来期以降を踏まえての投資はもう少し時間が必要

 中国政府は10日、新型コロナウイルスによる肺炎による死者が908人、感染者が4万171人になったと発表。2003年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の全世界の死者774人を上回ったことで感染拡大への不安が再び高まっている。過去のコロナウイルス感染ではSARSやMERS(中東呼吸器症候群)では経済への影響が短期間で収束したことから、株価への影響も一時的との見方が多い。ただ、中国に生産拠点を置く輸出系の主力については、今回の第3四半期決算で中国での感染拡大による影響を考慮していない企業が大半であることから、来期以降の業績を踏まえて投資するにはもう少し時間が必要になる。そのような中で、短期的な物色対象としては、インバウンドに関係のない内需として感染防止関連が引き続き物色対象になる可能性は高い。

感染防止に貢献する銘柄

 その中での関連銘柄では今回の新型肺炎に関係なくインフルエンザやノロウィルスをも含めて感染防止に貢献する銘柄に注目したい。具体的にはガーゼなど医療用衛生材料最大手の川本産業(36049)や業務用洗剤や衛生管理ビジネスを展開し、食品添加物アルコール製剤「ノロスター」の引き合いが急増しているニイタカ(4465)、ウイルス・菌を除去する「クレベリン」を展開する大幸薬品(4574)などは今後の業績貢献面でも妙味がありそうだ。
 

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