計25社が新規上場
3月2日のカーブスホールディングス(7085)を皮切りに3月30日のバリオセキュア(4494)まで計25社が新規上場し、春のIPOシーズンが到来する。国内外のマーケットは新型コロナウイルスの感染拡大から波乱の動きになるなか、個人投資家の投資意欲減退の影響をIPO銘柄も受けるかも知れないが、その中で順調な初値形成を形成する成長性高い銘柄は、中長期視野でみれば高い投資効率を得られる可能性がある。注目度の高い銘柄をピックアップしてみた。
スマレジやフリーは今年に入っても高値
多くの新興銘柄で占める東証マザーズ指数とジャスダック指数ともに調整を続けているが、その中で、昨年2月28日公開のスマレジ(4431)や12月7日公開のフリー(4478)は今年に入っても高値更新を続けていた。将来性ある銘柄は初値形成後に調整があっても、中長期視野ではそこが絶好の買いチャンスになる可能性が高い。
3月4日はKids Smile Holdings
3月4日にマザーズへ上場するKids Smile Holdings(7084)は東京都や神奈川県、愛知県で認可保育所を運営、11日にジャスダック上場でシステム受託を行うコンピューターマネージメント(4491)や19日マザーズ上場でEC・通販物流支援サービスを行う関通(9236)、26日マザーズ上場でソーシャルアプリ向けサポート、ソーシャルリスク投稿モニタリングやネットいじめ対策などのカスタマーリレーション事業を行うアディッシュ(7093)あたりが評価が高い。
目玉はサイバーセキュリティクラウド
そして、26日にマザーズ上場のサイバーセキュリティクラウド(4493)は独自開発のAI技術や世界有数のサイバー脅威インテリジェンスを活用した、サイバーセキュリティサービスを開発・提供しており、3月IPOでは最も期待が高く、高初値が期待されている。
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