年末年始は巣篭り【話題のテーマと狙える銘柄】

話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞
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おせち宅配や出前にビジネスチャンス

今年も残すところ数週間となった。例年、この時期は旅行を筆頭に年末年始の行楽の話題になるが、今年に限っては新型コロナウイルスの感染拡大第3波が到来し、春に発動された緊急事態宣言時と同様に外出自粛を行う我慢の休日を強いられることになりそうだ。東京市場はワクチン開発による期待などから29年ぶりの高値となり、バリュー株を水準訂正が行われたが、ここから銘柄を選別するなら、改めて巣篭りで恩恵を享受する銘柄に注目しても良さそうだ。

年末年始は外出を避けて自宅で過ごす

感染拡大が危機的状況となるなかで、西村康稔経済再生担当相は「感染がさらに広がると、緊急事態宣言が視野に入ってくる。あの春のような自粛ということになってくる。」と強い懸念を表明。今後、仮に感染拡大ペースが横這いになり、再度の緊急事態宣言が回避されたとしても、年末年始は外出を避けて自宅で過ごすための消費行動が強まるだろう。

娯楽の定番は家庭用ゲーム機

年末年始で家族で楽しむ娯楽の定番は家庭用ゲーム機だ。先月発売されたソニー(6758)のプレイステーション5は品薄状態が続いており、任天堂(7974)の「ニンテンドースイッチ」も国内外で人気が続いている。同社では新型コロナウイルス禍の旺盛な巣ごもり需要を受け、生産体制の強化を進めており、スイッチの委託生産先に新たにシャープ(6753)を加えたことが報じられた。

自宅でプチ贅沢

年末年始は外食を避けておせち料理を含めて自宅でプチ贅沢をする家族も増えそうだ。総合スーパー(GMS)ではイオン(8267)が自社ブランド「トップバリュ」を含めて幅広いおせち料理を宅配で展開、はま寿司を展開するゼンショーホールディングス(7550)もおせちの宅配に力を入れている。飲食店も出前や持ち帰りに力を入れることが予想され出前館(2483)のニーズも高まりそうだ。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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