23日大引けの東京市場は3日ぶり反落、日経平均は前日比29円38銭安の3万6517円57銭で引けた。
前場は22日のニューヨーク市場でダウ、ナスダック指数とも続伸し高値となったことを好感し373円超上昇したが、日銀の「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)で、物価の基調的な上昇率は見通し期間終盤にかけて「物価安定の目標に向けて徐々に高まっていく」との見方を示したことを受けて大規模緩和縮小への懸念が台頭し、マイナス圏に沈んだ。
個別ではエンプラス、オプティム、セック、T&KTOKA、JDI、ユーザーローカルは値下がり率上位に売られ、三井金やSUMCOも安い。半面、さくらインターネット、ラクスル、ギフティ、野村マイクロ、シンクロ・フード、ギフトHDは値上がり率上位に買われエムスリーやサッポロHDも高い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄