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大型株中心に大幅続伸
１６日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は３８３円高です。前日の米株式市場はプレジデンツデーで休場でしたが、欧州株が高く、追加経済対策への期待から時間外の米株価指数先物も上昇したことで買いが優勢でした。国内でも１７日からワクチン接種が始まることから、景気敏感セクターの大型株に大口の外国人買いが入り、後場一段高で一時上げ幅を６３０円超に広げています。
急ピッチの上昇で終盤失速
もっとも、先物への買戻しが指数を押し上げており、急ピッチの上昇への警戒感から終盤に失速しました。また、指数採用銘柄と大型株中心の展開で中小型株には売られる銘柄が目立ち、東証１部の騰落銘柄数は値上がり８４６に対して値下がり１２５１と値下がりが上回っています。ただ、３Ｑ決算と通過して業績改善が確認されたことはポジティブで、グロース系の中小型株や材料株の一角に調整一巡から出直る銘柄が増えてきました。
ＢＡＳＥ、アドテストが大幅続伸
推奨銘柄ではＢＡＳＥ<4477>、アドテスト<6857>が大幅続伸、ダイセキ<9793>や大阪有機<4187>もしっかりで、メルカリ<4385>は最高値更新のあと伸び悩みましたが、５日線上をキープしています。前場は分割狙いのＢＡＳＥと当面の底値圏を離脱してきたサイバーダイン<7779>、後場は銅価格上昇でスプレッド拡大のダイセキ<9793>に追撃買いを入れました。引き続き来期に向け一段の収益拡大、あるいは回復が見込める銘柄を選別して買い場を探る考えです。
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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