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ナスダック急落受け大幅反落
24日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は484円安です。前日の米株市場で長期金利上昇を嫌気してナスダックが急落した流れを引き継ぎ、値がさハイテク株が売られ指数を押し下げました。時間外の米株価指数先物安や香港株のきつい下げになったことも買いを手控えさせ、先物売りを交えて後場一段安で、安値引けになっています。
利益確定売りに調整色漂う
一方で関西・愛知の4府県が緊急事態宣言の解除を要請すると伝わったことを受け、空運や百貨店などが景気敏感株の一角が買われるなど、ワクチン普及に伴なう経済正常化への期待は強いものの、ここまで相場をけん引してきたハイテク株が利益確定に傾いたことで、全般調整色が漂いました。グロース系中小型株にも値を崩す銘柄が目立ち、マザーズ指数は4.3%安と急落しています。
中小型株の出遅れ修正がポイント
バリューシフトの流れのなか、中小型株主体の推奨銘柄はほとんどが軟調で、BASE<4477>や東映アニメ<4816>、マクアケ<4479>などグロース株がきつい下げになりました。今後は大型株に対して出遅れ感のある中小型株へ修正の動きが強まるかがポイントとされてますが、まずはハイテク株の下げ止まりと物色の流れを見極めながら、慎重に対応したいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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