全般落ち着きを待ち物色の流れ見極め【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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朝高のあと下げに転じ後場一段安

2日の東京市場は反落しました。日経平均は255円安です。長期債利回り低下を受け、前日の米株市場で主要指数が大幅に上昇した流れを引き継ぎ、買い先行で始まり朝方は330円超に上昇しました。ただ、3万円に接近すると戻り売りに押され、次第に上げ幅を縮め下げに転じています。時間外の米株価指数先物や中国株安も重石になり、先物売りを交えて後場一段安で、一時350円近くに下げ幅を広げました。

米長期金利の動向次第でまだ波乱も

東証1部の騰落銘柄数は値上がりは745に対して値下がり1346と値下がりが6割強を占め、業種別では海運や空運、鉱業の下落が目立ちました。米追加経済対策が成立する見込みとなり、ワクチン普及に伴う業績回復期待も一応に株価に織り込まれたようで、景気敏感セクターの戻りが一巡したと感じます。また、週末に米雇用統計発表を控え、米長期金利の動向次第ではまだ波乱もありそうで、当面は積極的な買いは手控えられそうです。

メルコと日立造に追撃買い

上昇トレンドが崩れたわけではなく、引き続き米長期金利を睨みながら、押し目買いスタンスで臨む方針ですが、全般落ち着きを待ち、物色の流れを見極めたうえで動きたいと思います。ただ、25日線を支持線に上値を志向する強いトレンドの銘柄を狙っており、きょうはメルコ<6676>と日立造<7004>に追撃買いを入れました。

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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