模様眺め気分強く小幅反落
17日の東京市場は小幅に反落しました。日経平均は6円安です。FOMCを前に模様眺め気分が強いなか、方向感なく小動きに推移しました。前場は景気敏感セクターを中心に利益確定売りが先行する一方、米ハイテク株高を受けた半導体など値がさハイテク株が買われ上昇して折り返しました。ただ、前日まで6日続伸していたこともあって、後場は利益確定売りや持ち高調整売りに押され下げに転じています。
イベント通過まで動きとりづらい
やはり、日米金融イベントを通過するまでは動きを取りづらく、上値の買いは手控えられましたが、下値を売り込む動きもありませんでした。米国では追加経済政策が成立、経済・物価見通しが上方修正される見通しで、金利上昇圧力が強まっており、FOMCの結果を受けた長期金利と米株市場の動向が気になります。そのあとは日銀金融政策決定会合を控えており、積極的は売買を手控えざるを得ないでしょう。
アドテストは戻り歩調
推奨銘柄ではオムロン<6645>、アドテスト<6857>のハイテク株は後場上げ幅を縮めましたが戻り歩調で、日立造<7004>や三櫻工<6584>、ミダック<6564>、ダイセキ<9793>は上げ一服ながら底堅く推移しました。イベント通過までは基本的に手控えですが、25日線絡みで値が固まってきた大阪有機<4187>と朝安のあと上げに転じてきたアズーム<3496>に追撃買いを入れています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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