目次
リスク回避の売り強まり590円安
24日の東京市場は大幅に4日続落しました。日経平均は590円安です。欧州で新型コロナ変異ウイルスの感染が拡大していることから景気回復の遅れが懸念され、前日の米株市場でダウなど主要指数が揃って下落、原油価格も急落しており、景気敏感セクターを中心にリスク回避の売り圧力が強まりました。アジア株が全面安になったことも重しになり、安寄りのあとも下げ幅を広げ、後場に入ると一時610円超に下げ幅を広げています。
日経平均は日足陰転
東証1部の値下がり銘柄数は2000を超え、空運、海運、陸運の運輸株が大幅に続落、資源株や金融株の下げも目立ちました。インテルの新工場建設を発表を受け、半導体関連が買われたほかはほぼ全面安症状です。マザーズ指数の下落率が3%を超えるなど中小型株もきつい下げになりました。短期的な突っ込み警戒感が意識され、3月期末に向けては配当権利取りの買いが下値を支えると考えられますが、日経平均は日足が陰転しており、まずは下げ止まりを確認したいところです。
澤藤電の押し目買いにとどめる
推奨銘柄についても続伸して始まったカプコン<9697>、スマレジ<4431>やアドテスト<6857>も朝高のあと下げに転じるなど軟調で、きょうは25日線レベルで下げ渋っている澤藤電<6901>への押し目買いにとどめました。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント