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利食いや戻り売りに押される
27日の東京市場は6日ぶりに反落しました。日経平均は93円安です。前日の米国株は反発ながら上値は重く、時間外の米株価指数先物安を受け、当面の利益確定売りや戻り売りに押されました。大引けのMSCI指数見直しに伴う売りも警戒され、一時280円あまりに下げ幅を広げています。東証1部の騰落銘柄数は値下りが1647と75%強を占めました。
リバウンド基調崩れず
ただ、日経平均は前日に戻りのメドとなる25日線にいったん到達しており、当然の一服といったところでしょう。大引けにかけ下げ渋ったことで、5日線を下値支持にしたリバウンド基調は崩れていません。経済指標発表を受けた米インフレ懸念再燃への警戒は解けませんが、MSCIリバランスのイベント通過による需給改善で、あすからは改めて25日線トライが期待できそうです。
大引けにかけ締まる銘柄に買い
推奨銘柄ではスパイダP<4192>が最高値、ベビーカレ<7363>も続伸するなど直近IPOに動きが出ており、他候補銘柄もおおむね底堅く推移しました。前場は売り買いとも手控え様子を見ましたが、大引けにかけ締まってきた直近IPOの表示灯<7368>に追撃買い、サイバトラスト<4498>に打診買いを入れ、新作ゲーム販売拡大発表で当面の底が入ったカプコン<9697>を買い直しています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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