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MSCI入れ替えの影響見極め
昨日の東京株式市場は6日ぶりに反落しました。5日間で約600円上昇し25日線にタッチしたことや、昨日の大引けでMSCI指数入れ替えに伴うリバランスが予定されていたことから様子見となりました。14時59分時点の売買代金が2.5兆円でしたので大引けで3兆円の売買が行われ、2018年3月以来の高水準の売買代金となりました。明日以降どういった影響があるのか見極めたいところです。
米市場でも上場投信大規模入れ替え
また、米国市場でも上場投信の大規模な銘柄入れ替えが予定されています。特にテクノロジー株の構成比率が40%から17%に低下する見込みであり、主力IT銘柄がどういった値動きとなるのか興味深いところです。
入れ替えに伴う売り注文を絶好の買い場だとして受け皿的に買い向かうのか、逆に投げ売りによりナスダック市場を中心に急落が起こるのか?これだけ大規模なリバランスは珍しく、市場の反応を見極める必要がありそうです。
日経平均十字足で様子見て次の一手
日経平均は寄り引け同時の十字足を形成し、なんとか5日線上を維持しました。一方、TOPIXは5日線を割り込んで引けています。日経平均が0.33%安、TOPIXが0.50%安の割に値上がり銘柄数が474なのに対し値下がり銘柄数は1647とほぼ全面的に売られた形です。日米共に27日のイベント通過後の様子を見て次の一手を考えましょう。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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