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見送られ小幅に3日続落
30日の東京市場は小幅ながら3日続落しました。日経平均は21円安です。堅調な経済指標を受け米株市場が上昇、ナスダック指数が最高値を更新した流れや配当再投資への期待から買いが先行しました。ただ、朝方に180円超に上昇したあとは値を消し、前日終値水準でもみ合い、大引けにかけ下げに転じています。月末安アノマリーや重要指標の発表を控え模様眺めムードが強く、東証1部売買代金は概算で2兆3477億円にとどまりました。
中小型株中心に個別物色は活発
ただ、2万9000円台では上値の重い状況ながら底堅さは意識され、中小型株を中心に個別株物色は活発です。小型株指数やマザーズ指数、ジャスダック平均は上昇して引けました。米国では今晩にADP全米雇用リポート、週末には雇用統計発表が予定されており、全般は様子見に膠着感の強い展開が続きそうで、材料の出た銘柄や強いトレンドの銘柄を個別に物色することになりそうです。
オキサイドは上げ幅を広げ最高値
推奨銘柄ではダイセキ<9793>が最高値、イーレックス<9517>も新値を追い、オキサイド<6521>は後場上げ幅を広げ最高値を更新しています。きょうはスマレジ<4431>、栗田工<6370>、オキサイドに追撃買いを入れる一方、HOYA<7741>、レノバの利益とカプコン<9697>、サイバトラスト<4498>の損失を相殺して銘柄を絞り込みました。また、ダイセキは引け後に1Q22%営業増益の好決算と株式分割を発表しており、あすの反応を見守りたいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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