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大幅続伸し3万円大台意識
7日の東京市場は7連騰になりました。日経平均は256円高で取引時間中としては約5カ月ぶりに3万円を回復しています。引き続き新政権による経済対策への期待感から買いが優勢で、前日の米株市場は休場ながら時間外の米株価指数先物や中国株高もフォローになりました。新型コロナ感染拡大ペースが下火になっていることも買い安心感を誘っています。
短期筋の買い戻し一巡
ただ、週末にオプションSQを控え、ヘッジファンドなど短期筋の買い戻しが一巡したのでしょう。急ピッチの上昇への警戒感や大台回復による当面の目標達成感から朝高のあとは伸び悩み、後場は膠着感を強めました。もっとも、欧米株に対する出遅れ感から海外勢の中長期資金が入り始めているとの指摘もあり、スピード調整はあっても下値は堅いと見ています。
村田製作が大幅に7日続伸
推奨銘柄では日経平均採用の村田製作<6981>が大幅に7日続伸、ダイセキ<9793>とHOYA<7741>が最高値を更新し、味の素<2802>やレノバ<9519>も堅調に推移しました。きょうは全般伸び悩み気味で買いは見送り、日本精線<5659>とイーレクス<9517>の損益確定するにと止めましたが、あすからは物色の流れを見極めながら、主力株に対して出遅れている中小型好業績株の出直りを狙っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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