7連騰【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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海外投資家の買い戻し

昨日の東京株式市場は7連騰で一時3万48円高値までありました。昨年11月の8連騰以来の出来事です。また、3万円台に乗せたのは4月9日以来のことです。今回の急騰劇は2月以降2.7兆円規模で先物を売り越していた海外投資家の買い戻しによるものでしょう。通常はこのようなショートカバーの動きは続いて3日程度ですので、昨日の瞬間3万円乗せでほぼ一巡したのではないでしょうか。

一旦現金化して押し目待ち

日経平均の終値は256円高の2万9916円。日足は2日連続で窓を空けており、本日再度窓空けならば三空形成。逆に寄り付きがギャップダウンで陰線形成ならば宵の明星に似た形であり目先天井形成。また、先行してTOPIXは三空形成となっており、いずれにしてもここからの買いに分はなく、一旦は現金化して押し目を待ちたいところです。

上昇早すぎてスピード違反

なによりも日経平均の上昇が早すぎてスピード違反です。昨日の高値は25日線と7.4%の上方乖離率です。通常は5%乖離を超えると一旦落ち着きを見せるものですが、海外投資家が相当売りに回っていたためにここで一気に買い戻されて、これほどペースアップしたのでしょう。

SBG浮上し日経平均3万円回復

当欄では8月末から9月初旬に、海外投資家の日本株買いとファーストリテイリング<9984>、SBG<9983>の浮上が東京株式市場上昇に必要と述べてきましたが、ファーストリテイリングに続き真打ちSBGがようやく浮上。これら条件が整ったことで日経平均3万円回復となりました。

引き付けて丁寧に押し目拾う

また、薬品株からは低迷していた武田薬品工業<4502>も底離れの動きとなってきました。5週線と13週線のゴールデンクロスを間近に控え、26週線を捉えてきました。役者が揃って参りましたので、ここより引き付けて丁寧に押し目を拾っていきたいところです。

日々勇太朗

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