下値の買い意欲強く続伸
週明け13日の東京市場は続伸しました。日経平均は65円高です。米株市場は3指数揃って下落しており、前週末に約7カ月ぶり高値をつけていたことから、主力株を中心に利益確定売りが先行しました。ただ、海外からの中長期資金流入が観測されるなど下値の買い意欲は強く、午後2時過ぎからジリジリと下げ幅を縮め、大引けかけ上昇に転じています。
前週末に続いて高値引け
追加減産を発表したトヨタが安く自動車周辺に売りが波及しましたが、米ハイテク株高を受け半導体関連や電子部品などの値がさ株が買われ指数を押し上げました。海外市場には調整色が漂い、短期的な過熱感が意識されるなかで、日経平均は小幅ながら前週末に続いて高値引けとなっており、予想以上に強い動きです。
ステムセル研は戻り足を速める
推奨銘柄ではHOYA<7741>や村田製作<6981>、味の素<2802>、ダイセキ<9793>が堅調で、ステムセル研<7096>は戻り足を速めました。前場は村田製作とHOYAへの追撃買いにとどめましたが、中小型株のなかから水準訂正余地の大きい出遅れの好業績銘柄を狙う方針で、後場はマクニカ富士<3132>とアイドマHD<7373>の利益を確定する一方、オキサイド<6521>に追撃買いを入れています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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