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インフレを警戒しつつも3万円目指す
前週の東京市場は前の週の急伸の反動や米インフレ懸念再燃などから中盤までは調整色を強めましたが、後半は盛り返し日経平均は対前週末比ほぼ変わらずで終わりました。週明け8日と翌9日は買い先行のあと下げに転じる軟調な展開で、10日も米株安を受け3ケタ超の下落になったものの、11日は2万9000円を割ることなく切り返し、週末はSQの需給イベント通過によるアク抜け感から大幅高で引けています。全般底堅く調整一巡感が意識され、週明けはインフレを警戒しつつも3万円を目指し一段の戻りを試す展開が期待できるでしょう。
レーザーテックやフルヤ金など堅調
2Q決算発表は週末で一巡しましたが、主要企業はおおむね好調でコンセンサスに届かず当面の出尽し感から大幅安に売られた銘柄のなかにも、内容の良いものは買い直されています。レーザーテック<6920>やフルヤ金<7826>をはじめ推奨銘柄も堅調で、チェックした好決算銘柄の反応を確認しながら、半導体と市況関連を中心に買いを入れました。週末はダイセキ<9793>、スマレジ<4431>、MSOL<7033>に追撃買い、オキサイド<6521>を買い直し、メルカリ<4385>に打診買いを入れています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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