米株反発受け大幅続伸
週明け31日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は284円高です。前週末に大幅に上昇した反動で売りが先行しましたが、米株市場がハイテク株を中心に大幅に反発したことで投資家心理が改善しており、一巡後は主力株を中心に幅広く買い戻されました。円安や時間外の米株指数先物高をフォローに後場一段高で、一時上げ幅を420円近くに広げています。大引けにかけては伸び悩みましたが、2万7000円台を維持しています。
マザーズ指数が3.7%高
前場は半導体や電子部品への買戻しが下値を支え、後場に入ると商船三井の上方修正を受け海運株が一段高となり、相場をけん引しました。東証1部の売買代金は概算で3兆2130億円をこなし、値上り銘柄が1715と8割を占めています。新興市場も主力株を中心に自律反発狙いの買いが入り、マザーズ指数が3.7%高と大幅に続伸しました。相場全体として当面の底が入ったかたちで、今晩の米株市場が底堅く推移するようなら、一段高が期待できるでしょう。
推奨銘柄に一通りナンピン
推奨銘柄も湖北工<6524>が大幅に続伸するなど、いずれも出直っており、三和油化<4125>や芝浦メカ<6590>、プラズマ<6668>など5日線を回復してきた銘柄に一通りナンピンを入れました。米金融政策を巡る懸念は残るものの、当面はショートカバーが下値を支えると見ており、本格化してくる決算発表への反応と値動きを確認しながら、好業績低PER銘柄を中心にリバウンドを狙っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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