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押し目買いに8日続伸
24日の東京市場は8日続伸しました。日経平均は70円高です。インフレへの警戒感から米国株が大幅に下落しており、前日までの急ピッチの上昇の反動で利益確定売りが先行、一時400円以上に下落する場面がありました。ただ、押し目買いに下げ渋り、時間外取引の米株価指数先物が上げ幅を広げたことから、大引けにかけ上げに転じています。
権利取りと再投資期待が買い急がせる
3月末権利取りの買いと配当再投資期待が買い戻しや押し目待ちの買いを急がせたのでしょう。一本調子の上昇が続いていただけに、さすがにスピード調整が入るかと思っていましたが、予想以上に強い動きです。個別にも下げ渋りから上昇に転じる銘柄が多く、東証1部の値上がり銘柄数は前引け段階の301から大引けでは1097に増えました。
配当権利取り方針で海運の押し目拾う
日経平均はきょうの引け値で26週線を上回るなど上昇に勢いがついており、さらに先高観が強まっています。きょうは日足陽転のあと順調に下値を切り上げている芝浦メカ<6590>、フルヤ金<7826>や出遅れの三和油化<4125>、リファインバス<7375>への追撃買いに加え、配当権利取り方針で郵船<9101>、商船三井<9104>の海運株の押し目に打診買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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