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押し目買いに8連騰
7連騰後の昨日の東京株式市場は反落スタートとなりました。流石に大きな値幅初動の上昇も一服かと思われましたが、押し目買いが徐々に入り、8連騰となり、日足は陽線形成となりました。足元の上昇で過熱感が高まっており、ここで一服して欲しいと思っていましたが、日足ローソク足は「並び赤」となり、本日上寄りすれば更なる上昇の前兆となる買いシグナルです。
配当権利取りと再投資
一昨日まで日足四空形成となっていましたので、一つや二つは窓を埋めるかと思っておりましたが、ここで押し目買いが入ってくるのは3月期決算企業の配当権利付き最終売買日が来週29日であり、配当取りの買いが入ると同時に、ウクライナ情勢悪化による急落場面で機関投資家が思いのほか売りに回っていたことから、決算前に買わざるを得なくなっていること、更に配当再投資資金が約1兆4000億円と言われていることから先回り買いが入っているということでしょう。
ユーグレナとSansan
さて、本日は注目銘柄を2本取り上げたいと思います。どちらも無配株ですが、出来高から面白いと思えるのがユーグレナ<2931>とSansan<4443>です。ユーグレナはこのところ連日開示情報が出ています。23日引け後には商船三井ロジスティクスグループがユーグレナの次世代バイオディーゼル燃料を用いたトラックの運行開始と発表。Sansanは昨年11月の3642.5円高値から2月には876円まで下落しましたが、先週3月3日高値を抜き日足二段上げいより底打ちを確認。どちらも空売りが積み上がっており、踏み上げ期待です。
日々勇太朗
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