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FOMC控えポジション調整売りに続落
15日の東京市場は大幅に4日続落しました。日経平均は303円安で約1カ月ぶりに2万6500円を割り込んでいます。前日の米株市場でナスダックは反発ながらダウは連日で年初来安値を更新しており、FOMCの結果発表を控え、ポジション調整売りに押されました。時間外の米株価指数先物が高く前場は下げ渋っていましたが、国内債券先物の急落やECBが緊急理事会を開催すると伝わったことが警戒され、後場一段安できょうの安値圏で取引を終えています。
FOMC受けた米株の動きを確認
前日の米10年債利回りはFOMCでの0.75%の利上げを織り込むかたちで一時3.49%まで急上昇しました。米株価主要3指数は年初来安値を更新しており、FOMC通過後のアク抜けが期待されています。ただ、ここ数日の米株市場の不安定な動きを見ている限り、一段安への警戒がぬぐえません。FOMCの結果を受けた米株市場の動きを確認したうえで、チェックした強い銘柄の出直りを狙いたいと考え、きょうは売り買いとも手控えました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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