大幅続伸し一時2万7000円台乗せ
週明け11日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は295円高です。米国株市場は高安まちまちながら、参議院選挙で自民党が単独過半数を確保する大勝を収め、前週末に安倍元首相銃撃で急速に上げ幅を縮めた反動もあって買いが優勢でした。137円台まで進んだ円安も追い風で、前場中ごろには上げ幅を540円超に広げ、2万7000円台に乗せています。
個別に物色意欲は旺盛
買い一巡後は当面の目標達成感から戻り売りや当面の利益確定売りに伸び悩みましたが、13日の米消費者物価指数(CPI)など海外で重要な経済指標発表が予定されていることから、上値の買いが手控えられるのは仕方ないでしょう。1Q決算が市場予測に届かなかった安川電機や半導体関連は冴えませんでしたが、プライム市場の値上がり銘柄数は1624と9割近くを占めており、個別に物色意欲は旺盛でした。
直近IPO4銘柄に買い
推奨銘柄もおおむね堅調で坪田ラボ<4890>がストップ高比例配分になりましたので、ネクステージ<3186>の利益を確定する一方、AViC<9554>、M&A総<9552>、マイクロ波<9227>、マイクロアド<9553>の直近IPO4銘柄に買いを入れました。米CPIの結果次第ではグロース見直し加速の可能性があると見ており、引き続き米経済と金融市場の動向、物色の流れを確認しながら、チャンスを待ちたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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