下値への警戒が解けず慎重に対処【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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大幅反落し2万8000円割れ

週明け27日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は762円安と約3週間ぶりに2万8000円台を割り込んでいます。ジャクソン会議での講演でパウエルFRB議長が金融引き締めを継続するタカ派姿勢を強調したことで、米国株が急落した流れを受け、リスク回避の売りに値を崩しました。時間外の米株価指数先物安も重しになり、前場中ごろには850円超に下げ幅を広げています。売り一巡後は下げ渋りましたが戻りは限られました。

個別には思った以上に底堅い印象

プライム市場の値下がり銘柄数は1635と9割近くを占め、半導体関連を中心にしたハイテクやファーストリテ、ソフトバンクなどの値がさ株が指数を押し下げました。ただ、先物主導の下げで、東証全市場で下落率が10%を超えたのは2銘柄しかなく、個別には思った以上に底堅い印象です。原油高を手がかりにINPEXやコスモエネルギーの石油関連が堅調だったほか、139円台まで円安が進んだことから自動車など輸出関連株の一角が下げ渋りました。

高田工業とリファインバスの逆行高銘柄に買い

推奨銘柄も下げは軽微で、前場は売り買いとも手控えましたが、後場は原発関連の高田工業<1966>とリサイクルのリファインバス<7375>の逆行高銘柄に打診買いを入れました。もっとも、大幅利下げによる世界景気の悪化が懸念されるなか、週末には米8月雇用統計が発表されることから、全般は上値が重く下値への警戒が解けない状況で、慎重な対応が必要と考えています。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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