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急反落し3カ月ぶり安値
28日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は397円安です。欧米の金融引き締め強化に伴うリセッション懸念が根強く、朝方から軟調で先物への仕掛け的な売りに一時600円超に下げ幅を広げ、約3カ月ぶりに2万6000円台を割り込んでいます。米長期金利が一時3.99%と12年ぶりの水準に上昇したことに加え、米アップルがiPhoneの増産を断念したとの報道やアジア株安も重石になりました。
権利取りの買いに下げ幅縮める
ただ、きょうは9月末権利付最終売買日で、配当権利取りの買いが入ったようで大引けにかけて下げ幅を縮めました。外部環境には不透明感が増し投資家心理は悪化していますが、騰落レシオなど指標はボトム圏にあり、自律反発は近いと見ています。あすの配当落ち分は約220円ですが、2万6000円台を維持して落ち分をどれだけ埋めることができるかを見守りたいと思います。
6月IPOのサンウェルズを買い直す
外部環境を確認しながら強い銘柄を狙う方針で、きょうは6月IPOのサンウェルズ<9229>を買い直しました。ただ、推奨銘柄はショートのINPEX<1605>を除いて、いずれも損失が出ている状況で、リバウンド局面では戻り売りで体勢を立て直したい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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