イベント確認して慎重に対処【正直じいさんの株で大判小判】

大幅続伸し一時３６０円高

２５日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は２７５円高です。利上げペース緩和観測から米国株市場でダウが４１７ドル高と大幅に続伸した流れを引き継ぎました。２万７０００円を回復して寄り付いた後も前引けにかけ堅調に推移し、前日急落した香港株が切り返したことから後場寄りは一段高で、３６０円超に上げ幅を広げています。

戻り売りをこなし決算への反応も良好

前日に続いて半導体関などハイテク株が買い戻され、インバウンド関連も下げ渋りから出直る銘柄が増え、プライム市場の騰落銘柄数は値上がりが１３５３と７割以上を占めました。前日は反発はしたものの、朝高のあと大幅に上げ幅を縮め安値で引ける後味の悪い動きでしたが、きょうは高値からは伸び悩んだとはいえ、高値圏で戻り売りをこなして日本電産など好決算銘柄への反応も良く、地合いは徐々に好転してきた印象です。

ジャムコを利益確定

ただ、米国では主力グロース企業の決算が相次ぎ、２７日にはＥＣＢ理事会と日銀金融政策決定会合が予定されており、結果を確認しながら慎重に対処する必要があります。本格化してくる２Ｑ決算をチェックして、好業績銘柄の買場を探る方針で、きょうはジャムコ<7408>を利益確定、カプコン<9697>は損益を確定して、買いは高田工業<1966>、マイクロアド<9553>への追撃、ＦＩＸＥＲ<5129>、ＧＥＩ<9212>へのナンピンにとどめました。、

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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