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自律反発も上値重い
22日の東京市場は反発しました。日経平均は120円高です。ナイキやフェデックスの好決算を受けて米国株市場でダウが520ドルを超える大幅高になり、前日までの5日間で1700円強下落していた反動から自律反発に転じました。ただ、朝高の後は前日終値近辺まで押し戻されるなど上値は重く、後場は様子見に膠着感を強めています。
値上がり銘柄8割近くを占める
日銀金融政策に不透明感が残るなか、円が強含んでいることが買いを手控えさせたようで、時間外の米株価指数先物が堅調でしたが反応は限られました。もっとも、急激な円高を嫌気された自動車など主力の輸出株を中心に売込まれてきた銘柄が買い直され、金融株も朝安のあと切り返しており、プライム市場の値上がり銘柄数は1431と8割近くを占めています。
ひとまず下値不安は後退
買戻しの域は出ていませんが、ひとまず下値不安は後退しました。あすも落ち着きどころを探る可能性はありますが、短期的な突っ込み警戒感も強く、あす明確に切り返すようなら、年末に向けリバウンド相場が期待できるでしょう。
ライセンスアウトの坪田ラボがストップ高
推奨銘柄では欧州製薬大手へのライセンスアウトの材料が出た坪田ラボ<4890>がストップ高に買われましたが、きょうは強調トレンドを継続する銘柄のなかからTDCソフト<4687>とマイクロアド<9553>、イントループ<9556>への買いにとどめています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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