目次
米経済悪化警戒し大幅続落
19日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は385円安です。経済指標が軒並み事前コンセンサスを下回り、景気悪化への警戒感から前日の米国株市場でダウが600ドルを超える急落になったことを受け、リスク回避の売りが優勢でした。日銀会合後に先物主導で急騰した反動も出ているようです。時間外の米株価指数先物が軟調で、為替が円高に振れていることも重しになりました。
米国株は経済指標に敏感
米国株はインフレ鎮静化と経済減速の狭間で経済指標に敏感になっており、今夜発表のフィラデルフィア連銀製造業景気指数への反応に注視する必要があるでしょう。ボストン連銀コリンズ総裁やブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)副議長の講演内容への反応を確認する必要があります。ただ、日経平均は前日の急騰で底割れ懸念はと遠のいており、押し目買いスタンスで臨む局面です。
3月期企業3Q決算発表に備える
きょうは全般利益確定売り優勢で、推奨銘柄もまちまちの動きでした。当面は利益確定売りを優先して、月末から始る3月期企業3Q決算発表に備えたいと考えており、買いは日足陽転のあと着実に下値を切り上げているM&A総研<9552>と昨年12月に付けた最高値をうかがうイントループ<9556>、25日線割れから切り返してきたそーせい<4565>の3銘柄にとどめています。一方、monoAI<5240>とBTM<5247>をロスカットしました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント