円高重しで続落
8日の東京市場は続落、日経平均は79円安です。前日の米国株は反発しましたが、米長期金利が上昇しているにもかかわらず、為替が一時131円台割れへ円高に振れたことが重しになりました。ただ、3Q赤字転落のソフトバンクGが大幅安に売られるなど値嵩株の下げの影響が大きく、TOPIXはわずかながらも上昇して引けています。プライム市場の騰落銘柄数は値上が993に対して値下がり744と値上りが上回りました。
米ハイテク株見直しの流れ続く
米インフレ動向にはまだ紆余曲折がありそうですが、パウエルFRB技長のインタビューの内容や米10年債の動きをみる限り峠は越したようで、米国株市場ではハイテク株見直しの流れが続いています。東京市場でもきょうはソフトバンクGや任天堂、シャープなど主力企業の決算が芳しくなく急落する銘柄が目立つ一方、マザーズ指数が続伸し高値引けになっており、中小型グロース株に資金が向いそうな気配です。
オキサイドを買い直す
推奨銘柄はサンウェルズ<9229>やM&A総研<9552>が続伸したほか、他候補銘柄もおおむね底堅く、きょうは25日線水準から切り返してきたオキサイド<6521>を買い直し、チェックした好決算銘柄から佐鳥電<7420>とM&A総研に追撃買いを入れました。引き続き米ハイテク株の動きを確認しながら、好決算の中小型グロース株の買い場を探る方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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