個別物色が活発に【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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SBGとファストリが100円超押し下げ

昨日の東京株式市場は日経平均が続落、TOPIXは4日続伸とマチマチの展開でした。7日発表で赤字決算となったSBG株が急落。また、ファーストリテイリングも下落し、両者で日経平均を100円超押し下げたことで、日経平均は79円安となり終値は2万7606円となりました。

大きく崩れなければ押し目買い

日経平均は前日までの並び黒から8日も陰線形成となりました。形としては弱い格好ですが、25日線が日々10円程度上昇しており、今月末には200日線とのゴールデンクロスが起きそうな気配です。週足では5週線の上昇が顕著であり、13週線とのゴールデンクロスが間近となってきました。このまま大きく崩れなければ押し目買いということになりそうです。

好業績期待銘柄群に弱いもの目立つ

ただ、日米ともに主要企業の決算が出そろってくる中で、この数年間、好業績期待のあった銘柄群には弱いものが目立ってきました。上記のSBGしかり任天堂しかりです。こうした局面で売り残が積み上がるならば指数を強気で見ていくことができるのですが、どちらかというと押し目買いやナンピン買いが入り、買い残が積み上がる傾向にあります。そうなると回転が効かなくなり、上値を重たくしていきますのが気がかりです。

Atrasは上場来高値近辺まで早い

このような状況故に、小型材料株物色が活発になってきました。そのような観点からAtras Tecnorogies<9563>に注目したいと思います。1月半ばから2200円前後で推移してきましたが、昨日は出来高が増加して2月2日の2254円高値に近づいてきました。ここを抜け出せば上場来高値近辺までは早いのではないかと見ています。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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