5日続伸し1年8カ月ぶり3万円台
17日の東京市場は5日続伸しました。日経平均は250円高で約1年8カ月ぶりに3万円大台を回復しています。前日の米国株市場ではダウが300ドルを超える下落になりましたが、影響はほとんどなく円安をフォローに買いが優勢でした。前日に続いて半導体関連が強く買われ、海外投資家の先物を絡めた買いが買い戻しを誘発して相場に浮揚感を与えています。
大台固めの段階として対処
日経平均の25日騰落レシオは140台と短期的な相場の過熱感は否めませんが、2万9000円台でもみ合った日数が長く、騰落銘柄数が拮抗、あるいは値下がり銘柄数が上回る日が続いており、利益確定売りや戻り売りを相当吸収したと推測されています。下値の買い意欲は強く3万円台乗せは通過点との見方もありますが、当面は大台固めの段階として対処していきたいと思います。
円谷フィールが大幅続伸し新値
推奨銘柄ではアドテスト<6857>が新値追い、円谷フィール<2767>も大幅に続伸し年初来高値を更新しており、BTM<5247>はストップ高まで買われました。きょうはダイコク電<6430>を利益確定する一方、Jワランティ<7386>に打診買いを入れましたが、買戻しが相場を押し上げていることから、今後は業績に加え需給にポイントを置いて銘柄をチョイスする考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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