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下値の買い意欲強く続伸
週明け12日の東京市場は続伸しました。日経平均は220円高です。前週末の米国株が高く、メジャーSQを大幅高で通過したことから、需給環境の良さが再確認されたかたちで、堅調なスタートを切りました。日米欧で金融政策決定会合を控えていることから上値を買い進む動きはなく、後場寄りに先物絡みで急速に上げ幅を縮める場面がありましたが、下値の買い意欲は強く再び上げ幅を広げています。
マザーズ指数3%超の上昇で年初来高値
半導体関連を中心にした主力株から中小型株へも買いが広がり、プライム市場の値上がり銘柄数は1440と8割近くを占めました。出遅れ感から新興グロース株へも資金が向かい、マザーズ指数は3%を超える大幅な上昇で年初来高値を更新しています。当面は利益確定売りと乗り遅れた投資家の押し目買いが交錯、全般はレンジ内でもみ合いそうですが、出遅れてる中小型株が物色されることで強調基調が続くでしょう。
昨年来IPOを中心に買い場探る
夏のIPOシーズンを迎え、米長期金利も低下していることから、新興グロースに本格的な修正高のタイミングが来たと考えています。前場はサンウェルズ<9229>への追撃買いにとどめましたが、後場はeWeLL<5038>とグッピーズ<5127>に追撃買いを入れ、マイクロアド<9553>を買い直しました。引き続き昨年来IPOを中心にマークしている銘柄の買い場を探る方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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