目先調整一巡の半導体関連に買い【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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大幅続伸し8割近い銘柄が上昇

週明け15日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は324円高です。前日の米国株はまちまちで、朝高の後は利益確定売りに一旦伸び悩みましたが、下値の買い意欲は強く、じり高歩調で一時400円超に上げ幅を広げ、3万6000円台を回復する場面がありました。きょうの米国市場はキング牧師の記念日で休場になることから、大引けにかけてはもみ合いが続きましたが、3万5900円台の高値圏を維持しています。引け後に東証が「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を開示した企業リストを公表することで、企業の経営変革を期待した買いが広がり、プライム市場の値上がり銘柄数は1299と8割近くを占めました。

川崎汽が大幅高で新値

1月限が幻のSQ値になったことで調整含みの展開も予想されていましたが、根強い海外勢の買いに強調基調が続いており、押し目待ちに押し目なしの状況です。推奨銘柄では川崎汽<9107>が大幅高で新値を取り、他候補銘柄もおおむね底堅く推移しました。ただ、高値警戒感や過熱感は意識されますので、きょうは目先調整一巡から出直ってきた信越化<4063>やコクサイエレ<6525>、タムロン<7740>、信越ポリ<7970>など半導体関連を中心に買いを入れています。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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