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大幅続伸し史上最高値に肉薄
前週の東京市場は大幅に3週続伸しました。日経平均は前の週から1589円高上昇しています。米ハイテク株高やソフトバンクG傘下のアームの急伸、東京エレクトロンの好決算を受け、連休明け13日から4ケタの上昇になりました。14日は米CPIが予想を上回り米国株が大幅に下落したことで4日ぶりに反落しましたが、15日は半導体関連が軒並み高となり3万8000円台乗せ、週末16日は一時700円超に上げ幅を広げ、史上最高値3万8915円に肉薄しています。
いったん半導体ラリーは一服
短期的な過熱感から利益確定売りが上値を抑える一方、足もとの基調は強く下値では買いが入りやすいことから、週明けは高値保ち合い商状が予想されます。相場をけん引してきた半導体関連については21日に予定されているエヌビディアの決算までは上昇が続く可能性がありますが、いったんラリーは一服すると見ておくべきで、周辺の中小型株に物色が広がるかを確認したい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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