バスに乗り遅れても次がある【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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過去最高値にあと50円81銭まで迫る

週末16日の東京市場では日経平均が一時、3万8865円06銭まで上げる場面があり、1989年12月末に付けた過去最高値3万8915円87銭にあと50円81銭まで迫る場面があった。

梯子を外されたとにきに痛い目に会う

日経平均が過去最高値水準なのに筆者の周囲では儲けていない投資家が多い。それは今回の上昇が半導体などAIに関連する企業に偏っていることが大きく影響している。例えば、この時期だと花粉症が流行する理由でマスクの会社を買ったり、大阪では万博会場含めて開発が活発化している理由で建設株を買ったりする。筆者だってゲームが好きでゲーム株を買ったりするが、流れに乗っていない銘柄は安値に放置されたままだから、結局取り残されることになる。
ただ、東京エレクトロンが連日活況だからと言って、バスに乗り遅れるなの如く付いくのは、梯子を外されたとにきに痛い目にあう。

今回の令和バブルもいつか終焉を迎える

因みに1989年当時は12月に最高値を付けた以降は、総量規制などの影響で、その後、奈落の落に落ちていった。指数が高値のなのに自分自身の資産が増えていないと嘆くのは良くない思う。一番重要なのは損をしないこと。今回の令和バブルもいつか終焉を迎えるだろう。次なるチャンスに備えて自分自身の投資スタイルを点検して、備えるのも悪くないとは思う。

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