反落も4万円台を維持
5日の東京市場は小幅に反落しました。日経平均は11円安です。前日に4万大台に乗せた達成感から、米国株市場でダウなど主要指数が揃って下落したことが半導体関連を中心に当面の利益確定売りを誘いました。ただ、建設や銀行などの内需株は堅調で、主力株に押し目待ちの買いが入り、後場は前日終値を上回って推移する時間が長く、反落ながら4万円台を維持して引けています。為替が150円台半ばと円安に振れていることがフォローになりました。
AI関連のグロース株が強い動き
推奨銘柄でアドテスト<6857>は上げ一服ながら、ディスコ<6146>やHOYA<7741>は上値追いが続き、東エレク<8035>は後場上げに転じるなど半導体関連は底堅く、AI関連のグロース株が強い動きでした。きょうはAVILEN<5591>を噴き値売り、サンリオ<8136>の利益と任天堂<7974>の損失を相殺して損益を確定する一方、VRAIN S<135A>やタツモ<6266>、三菱重<7011>、HOYA等に追撃買い、ヘッドウォ<4011>やHEROZ<4382>、プラスゼロ<5132>などAI関連に打診買いを入れています。全般下値の買い意欲は強く、過熱感を伴いながらも強調基調が続くと考えており、引き続きAI・半導体関連の噴き値を狙う考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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