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配当落ちにリバランス売り重なり大幅反落
２８日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は５９４円安です。前日の欧米市場はほぼ全面高でしたが、配当権利落ち分約２６４円の下押し圧力がかかるなか、あすの日経平均銘柄入れ替えに伴うリバランス売りや新年度相場を前にした機関投資家の益出し売りに押され、下値を探りました。日銀による為替介入への思惑から円安基調に歯止めがかかったことも買いを手控えさせ、一時７００円超に下げ幅を広げています。プライム市場の値下げり銘柄数は１３６２と８割以上を占めました。
当面は４万円大台固め
推奨銘柄もほとんどが軟調でしたが、なかで半導体関連と周辺銘柄の一角が強く、株式分割発表で一時ストップ高に買われた野村マイクロ<6254>とローツェ<6323>を買い直し、ＴＯＷＡ<6315>に追撃買いを入れました。きょうは期末の需給要因で大荒れになりましたが、当面は米２月個人消費支出（ＰＣＥ）物価統計など経済指標を確認しながら４万円大台を固める展開になると考えており、ＡＩ・半導体関連を中心にしたグロース株の切り返しのタイミングも見極めたい考えです。
花咲 翁
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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