「正直じいさんの大判小判」~高値波乱も動き見極め

9日の東京市場は乱高下、日経平均は小高く寄り付いてあと前場は460円超まで上げ幅を広げましたが、昼休み時間中に先物に売り仕掛けが入ったようで、後場に入って動きが一変。一時390円超まで下げ幅を広げ日中の日経平均の値幅は約850円に達しました。大引けは45円安と続落です。東証1部の売買代金は概算で概算で4兆9935億円と14年11月4日以来の高水準に膨らみました。
後場、大幅安から引き戻して引けるあたり、強い印象を残しましたが、警戒された高値波乱です。東京市場は数十年に一度の地殻変動が起こっていることは間違いありませんが、スピード調整が必要な局面に来ているのでしょう。11月第1週の主体別売買動向をみると、海外投資家が6週連続で買い越しましたが、買越額は528億円と前の週の6703億円から大幅に縮小しました。
売り方の買い戻しが一巡した様子で、前日後場の失速度合いがきつかったことから、きょうは様子見気分が広がりそうですが、上昇基調が続くのか、調整に転じるのか、まずは動きを見極めたいところです。前日は乱高下ながら引けは5日移動平均を維持して引けており、ここを上回って推移するようなら、さらに上昇が続く可能性が高いでしょう。ただ、下押してもスピード調整の範囲にとどまると見ています。
きょうは決算発表後半のピークで、これからは第3四半期以降を見据えた銘柄選別が進んでいきます。ピックアップ銘柄では、前日引け後に決算を発表したハーモニック(6324)は2Q6割営業増益で通期予想と配当を引き上げ、富士機械(6134)も2Q経常利益2.4倍で通期予想を増額しました。次は10日のモリテック(5986)、エーワン精密(6156)、ヒラノテクシード(6245)、ホソカワミクロン(6277)、愛眼(9854)などに注目していますが、決算プレイはここまでです。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

 

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