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薄商いながら高値更新
週明け25日の東京市場は薄商いながら続伸しました。日経平均は36円高の2万2939円と年初来高値更新です。クリスマス休暇で海外投資家の参戦がなく、方向感に乏しい展開でしたが、閑散に売りなしの状況で、日銀のETF買いに後場に入ってプラスに浮上しました。東証1部の売買代金は概算で1兆5458億円にとどまっています。
値動きのいい銘柄も業績にポイント
きょうは年内受渡最終日で前日同様に市場参加者が少ないなか上値の重い展開が予想されますが、年内は直近IPOのなかから銘柄が選別され、セカンダリーでの短期売買が続きそうです。IPO以外でも上昇トレンドを維持する中小型好業績株や出遅れ株ののなかから値動きのいい銘柄が短期売買の対象になりそうですが、12月末で3月決算企業の第3四半期が通過することから、業績にポイントを置いた銘柄選別が必要になるでしょう。
換金売りに緩んだところを拾う
ピックアップ銘柄では前日賑わった日本動物高度医療(6039)のほか、ミクニ(7247)や立川ブラインド(7989)、MSコンサル(6555)なども業績上振れが期待できる銘柄です。年末事情による換金売りに緩んだところは拾っていいでしょう。
花咲 翁
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