引き続き中小型好業績株の下値狙い【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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円弱含みで下値に買い入る

 16日午前の東京市場は続伸しました。日経平均は130円高です。前日の米国株式は休場ながら、シカゴ先物取引で時間外のNYダウ先物が上昇したことから買い先行でスタート、その後、利益確定売りにマイナスに沈む場面もありましたが、110円90銭台まで円が弱含んだことを受け、下値に買いが入りました。ただし、前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆1276億円にとどまっています。

個別に買い気強く3Q決算にらんだ好業績株物色も継続

 薄商いで先物中心の動きながら、好決算を発表した銘柄や材料の出た中小型株が値を飛ばすなど、個別に買い気の強い状況に変わりはありません。好業績観測の強い安川電機(6506)やファナック(6954)がこの日も最高値を更新しており、3Q決算をにらんだ動きも継続しています。今後、さらに業績相場の色彩が強まっていくと見ており、引き続き収益上振れが期待できる中小型好業績株の下値狙いでいいでしょう。

MSコンサルを注目株に追加

 ピックアップしている立花エレテック(8159)と日本動物高度医療(6039)、立川ブラインド(7989)、ゼンリン(9474)、KYCOM(9685)、すららネット(3998)はいずれもその範ちゅうで、経営コンサルティング会社のMSコンサル(6555)を注目銘柄に加えておきます。下期偏重型で3Q以降の収益回復へ期待が高まってきました。
花咲 翁




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