リスク回避加速し売り一色の展開

 6日午前の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は実に1194円安と、下げ幅は16年6月24日の1286円以来約1年7カ月ぶりの大きさです。前日のNYダウは過去最大の下げ幅となるなど米国株暴落を受け、売り一色の展開でした。円高・ドル安や時間外取引で米株価指数先物が一段安に売られていることもリスク回避の動きを加速させています。

自立反発のタイミングながら米国株の下げ止まり待ち

 信用取引での追加証拠金発生も警戒される状況ですが、ここまで短期に急落したのですから、いつ急反発に転じてもおかしくありません。前場段階の東証1部売買代金は概算で2兆5668億円にまで膨らんでおり、買戻しや中長期資金は流入していると判断していいでしょう。ただし、東京市場には自律反発に転じる力はなく、米国株下げ止まりを待つしかなさそうです。

一段安を覚悟するなら輸出主力株や好業績株

 もっとも、日経平均のPERは13.7倍まで低下しており、中長期観点からは買い場に来ていること間違いありません。一段安を覚悟するのなら、トヨタ(7203)や日立(6501)、ソニー(6758)をはじめとした主力輸出株や安川電機(6506)や東京エレクトロン(8035)など昨年来人気を集めてきたロボットや半導体関連の成長株に押し目買いを入れるのもいいでしょう。

短期リバウンド狙いは状況見極め

 ただし、パニック的な状況が続いているうえ、週末にはSQを控えています。短期的にリバウンドを狙うには今少し状況の見極めが必要です。、
花咲 翁

証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~

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