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NY下落でハイテクは軟調なスタートか?
20日の東京市場は前日の米国株市場が軟調だったものの、大きな押しを入れずに底堅い動きとなりました。日米首脳会談が無難なく通過し、週明けは再び国内政治リスクがマスコミで賑わいを見せそうですが、為替は1ドル=117円70銭台まで円安が進んでおり、個別で材料が出た銘柄が賑わいを見せています。
一方、週末20日のニューヨーク市場はダウで201ドル安となりました。アップルの下落を受けて主要ハイテクが売られたことから週明けの東京市場もハイテクは軟調な動きが予想されます。加えて国内ではゴールデンウイークを迎えることから積極的に保有銘柄を増やす動きはなさそうです。しかし、北朝鮮の核実験停止による地政学リスクの後退などを考慮すれば日経平均では2万2500円を目指す動きは不変と見ています。
3月期決算発表に関心
週明けからはいよいよ3月期決算発表がスタートします。まずは24日の日本電産(6594)や25日の東京エレクトロン(8035)が注目されます。両社がアナリストコンセンサスを上回る予想を打ちだせば株価低迷が続くハイテク系の見直しに繋がると見ています。
HEROZの初値形成後の動きは?
20日の上場初日に値が付かなかったHEROZ(4382)の初値形成後の動きに注目です。セカンダリーでも賑わすようであれば新興銘柄全般にプラスをもたらしそうです。ピックアップ銘柄ではシスメックス(6869)がしっかりです。
花咲 翁
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