好業績・材料株をの局地戦【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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利益確定売りが優勢

 16日の東京市場は続落しました。日経平均は100円安です。長期金利上昇を嫌気した米国株安や1~3月期GDPが弱めの内容だったことで、利益確定売りが優勢でした。日米金利差拡大を背景に110円台前半まで円安が進んだことで、自動車など輸出株の一角に押し目買いが入り、下げ渋る場面はありましたが、戻しきれずに売り直された格好です。

上値の重さを意識

 日経平均は5日移動平均上で踏みとどまり、緩やかながらリバウンドが続いていますが、米中通商問題や北朝鮮の動向、国内政治リスクへの警戒感もあり、積極的な買いは手控えられました。フシ目と見られている2万3000円を前に上値の重さが意識される展開で、マザーズやジャスダックの新興市場も弱く、個人投資家のセンチメントもよくはありません。

決算発表一巡し外部環境の影響受けやすい

 日米ともに決算発表が一巡し、外部環境の影響を受けやすい状況になりますが、円安を好感する動きは限られており、あすも業績上振れが期待される好業績銘柄を個別に物色する局地戦にとどまりそうです。米国株は8連騰のあとの一服でスピード調整の範囲ではありますが、弱い動きが続くようなら、東京市場も全般は調整局面となるでしょう。

全般手控えならマネックスG

 ピックアップ銘柄ではソウルドアウト(6553)が急反発し最高値を更新、シスメックス(6869)、立花エレテック(8159)もしっかりでした。これら上振れ期待銘柄に加え、全般手控え商状が続くようなら、仮想通貨事業で業容変貌が期待されるマネックスG(8698)が再浮上してくるとみています。デイトレ候補ではキャリアインデックス(6538)が強い動きを見せていますが、随時目先値幅を狙える銘柄を取り上げて聞きます。。

花咲 翁

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