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見送り気分の強い展開
31日午前の東京市場は続落、日経平均は68円安でした。前日の米国株安と日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、見送り気分の強い展開です。寄り前に発表された6月の鉱工業生産指数がコンセンサスを下回ったことも重しになり、下げ幅を190円超に広げる場面もありました。好決算発表銘柄が個別に買われていますが、メガバンクはじめ金融株が当面の利益確定売りに押されるなど、リスク回避色が強い印象です。
ゼンリンが高値
ピックアップ銘柄では1Q黒字転換したゼンリン(9474)が高値をとってきましたが、ダイキン(6367)、シスメックス(6869)、浜松ホトニクス(6965)は買い手控えられ、小安く推移しました。短期値幅取り候補では日本バルカー(7995)の利益を確定しています。引き続き決算発表スケジュールをにらみながら、好業績銘柄を取り上げていくつもりですが、まずは日銀金融政策の結果を確認してからです。
花咲 翁
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