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9日ぶりに反落も底堅い
27日午前の東京市場は9日ぶりに反落しました。日経平均は32円安です。もっとも、朝安のあとは下値に買いが入り、一時プラスに浮上するなど底堅い動きで、日経平均は2万4000円台をキープしています。前日の米国株安を受け売りが先行しましたが、米国の自動車の輸入関税引き上げが回避される方向となったことや、為替が112円80銭台の円安水準で落ち着いていることから買戻しが下値を支えました。
オプトHDが大幅高で新値
日経平均は反落ながら出遅れていた中小型株が買われ、マザーズ指数やジャスダック平均は続伸しており、全般底上げが続いています。ピックアップ銘柄のジャムコ(7408)、ゼンリン(9474)、ダイキン(6567)、任天堂(7974)は上げ一服ながら底堅く推移しました。短期値幅取り候補では材料の出たメディアF(6067)やシルバーライフ(9262)、SOU(9270)を噴き値で利益を確定しましたが、前場に打診買いを入れたオプトHD(2389)が大幅高で新値をとっています。引き続き好業績・好取組の強い銘柄を中心に、出遅れ銘柄のリバウンドも狙っていく考えです。
花咲 翁
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