正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

大幅反落で2カ月ぶり安値

 15日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は423円安とほぼ安値引けで8月下旬以来約2カ月ぶりの安値圏に売り込まれています。ムニューシン米財務長官が日本との貿易協議で為替条項を求める考えを示し、為替が一時112円台を割り込む円高に振れ、安倍政権が来秋の消費増税を予定通り実施する方針と伝わったことも投資マインドを冷やしました。

インデックス売買に振らされる状況続く

 自動車株など主力株を中心に売りが広がり、値下がり銘柄数が1852と全体の9割近くを占めるほぼ全面安商状で、ソフトバンクGやファーストリテなど値嵩株が大幅安に売られ指数の下げを大きくしました。ドイツ州議会選挙でメルケル政権が大幅に議席を減らすなど欧州の政治問題も浮上し、あすも様子見気分の強いなか、インデックス売買に振らされる状況が続きそうです。

好取組みの好業績銘柄

 ただ、下値への警戒は解けませんが、今後本格化する2Q決算発表に向け、好業績銘の押目買いの好機になる可能性があるでしょう。決算への反応は悪くなく、強い銘柄に資金が集中する傾向がみられることから、少し長い目で見ると大きな投資成果につながると考えています。NY株と為替睨みではありますが、引き続き好取組みの好業績銘柄へ押目買いのタイミングを計りたいと思います。

チームスピが一時S高

 ピックアップ銘柄のダイキン(6367)、ジャムコ(7408)、任天堂(7974)、ゼンリン(9474)に変更はありません。短期値幅取り候補は値動きの鈍った銘柄の損益を確定してシェアリングT(3989)やソースネクスト(4344)など強いトレンドの銘柄に絞り込みましたが、好決算を発表したチームスピ(4397)が午後から一時ストップ高に買われました。

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