短期資金は中小型株へ【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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一気に2万円大台回復

 27日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は750円高と一気に2万円大台を回復しています。前日のNYダウが1000ドルを超える上昇になるなど、米国株急反騰を受け、リスクオフの巻き戻しが進みました。大型株、中小型株を問わず、買戻しやリバウンド狙いの買いが優勢で、東証1部上場銘柄2129のうち2112が上昇する全面高商状です。為替が円安に振れ、原油価格の上昇もフォローになりました。

当面はリバウンド続く

 朝高のあと一旦伸び悩みましたが、その後は高値圏に持ち直しています。外部環境に大きな変化はなく、まだ荒れる場面はありそうですが、当面の底は入ったと見ていいでしょう。また、市場参加者が少なく銘柄個々には朝高の後高止まりで膠着感が強い展開でしたが、底堅さは意識されました。米国株次第ながら、当面はリバウンドが続きそうで、越年のポジションを持ちたくないとの心理は働くでしょうが、短期資金は中小型株に向かうと見ています。

越年前提に押し目買い

 きょうはピックアップ銘柄のソースネクスト(4344)とハリマ化成(4410)など収益上振れ期待が強い好業績株に追撃買いを入れました。ここからは越年を前提に押し目買いスタンスで問題ないでしょう。一方、短期値幅取り候補は全般日中値幅が小さく、きょうは利食いができませんでした。あすはきょうの余勢をかって高値抜けが期待できる強い銘柄の噴き値を狙いたいと考えています。

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