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米株安や円高嫌気して大幅続落
大発会4日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は452円安です。前日の米国株が大幅に反落したことや、連休中に為替が1ドル104円台まで急速に円高が進んだことも嫌気され、主力の輸出株を中心に売りが広がりました。アップルの下方修正による企業業績に対する不透明感や12月のISM製造業景況感指数が市場コンセンサスを大きく上回って悪化したことから、リスク回避の動きが強まっています。
マザーズは朝安の後プラス
ただ、前場に770円強に下げ幅を広げた後は、当面の突っ込み警戒感に加え、為替が108円台に戻し、上海株が上昇したことで、押し目買いや買戻しに渋りました。東証1部の値下がり銘柄数は前場の1772から後場には1475に減少しています。電子部品や機械株などが大きく水準を切り下げる一方、内需の中小型材料株には個人投資家からの買いが集まり、マザーズ指数は朝安の後後場に入ってプラスに転じました。
ロジザードがS高
波乱の幕開けで米国株と為替睨みの展開ではありますが、値固め、あるいは一旦リバウンドを狙う局面と見ています。ピックアップ銘柄ではポケトークの新エンジン採用を発表したソースネクスト(4344)が急反発、短期値幅取り候補は打診買い買いを入れたロジザード(4391)がストップ高まで買われ、ACSL(6232)も上値を伸ばしました。週明けは週末の逆行高銘柄の動きを見ながら追撃する一方、動きの鈍い銘柄をショートで狙っていきたいと考えています。
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