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反落も底堅い
19日の東京市場は3日ぶりに反落しました。日経平均は17円安です。前日のNY株は高かったものの、為替が111円20銭台の円高に振れたことで、当面の利益確定売りが先行しました。ただ、先物売りを交えて160円近くに下げ幅を広げた後は、上海株高をフォローに一時プラスに浮上するなど底堅い動きで、買戻しと配当権利取りの買いが下値を支えています。
中小型株が個別に人気
もっとも、東証1部の売買代金は概算で売買代金概算は1兆8954億円と2兆円を割り込んでおり、20日にFOMCの結果が公表されることや21日が休日になることから、売り買いともに手控えられたということでしょう。あすはさらに様子見気分が強まりそうですが、引き続き中小型材料株が個別に人気を集めており、強い銘柄に絞り込んで値幅を狙っていきたいと思います。
窪田製薬が連続S高
ピックアップ銘柄では高配当利回りのハリマ化成(4410)がしっかり、イボキン(5699)やカプコン(9697)も底堅く推移しました。短期値幅取り候補では窪田製薬(4596)がNASAとの共同開発契約を手掛かりに前日に続いてストップ高、ファイバーG(9450)や打診買いを入れた理経(8226)は新値をとり、霞ヶ関(3498)も急反発しています。
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