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反発も上げ幅縮める
30日の東京市場は3日ぶりに反発しました。日経平均は92円高です。前日の米国株は高安まちまちながら、為替が108円90銭台まで円安に振れたことで、半導体を中心にハイテク株に買いが入り、朝高の後も上げ幅を広げました。その後は高値圏でもみ合っていましたが、後場に入ると日銀が金融政策現状維持を決めたことで円が買い直され、戻り売りに上げ幅を縮めています。
売買代金久々に2兆円乗せ
31日にFOMCを控え模様眺め気分が強いなかでも東証1部売買代金概算は2兆850億円と久々に2兆円大台に乗せており、決算への反応も前日とは打って変わってポジティブな印象です。通期計画を下方修正したファナックがアク抜け感から大幅高に買われ、前日に1Q決算が期待値に届かなかったとして大幅安に売られたキーエンスも急反発、アドバンテストは青空相場を一段高に進みました。
アドバンテは目先5000円相場
ピックアップ銘柄はそーせい(4565)やハリマ化成(4410)をはじめ、いずれも底堅く推移しています。短期値幅取り候補はインスペック(6656)やギフト(9279)を利益確定する一方、追撃買いを入れたスターマイカ(2975)が連日で最高値を更新し、買い直した寿スピ(2222)は後場一段高に買われました。また、半導体関連のリード役となっているアドバンテ(6857)は目先5000円相場と見て打診買いを入れています。
株式情報と相場見通し
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