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上値重いが底堅い
6日の東京市場は続伸しました。日経平均は51円高です。前日に400円高したあとだけにさすがに上値の重い展開になりました。NYダウ、ナスダックが連日で最高値を更新、為替が109円台の円安に振れていることから、買い先行で始まりましたが、朝高の後は利益確定売りに押され、一時下げに転じる場面もありました。ただ、半導体など先駆した銘柄が上げ一服となる一方、出遅れ株が買われ、後場に入るとやや上げ幅を広げるなど底堅い動きです。
ソフトバンクGの反応見極め
やはり、上値追いには慎重ながら、押し目買いが入りやすい状況なのでしょう。東証1部の騰落銘柄数は前引け段階では値下りが値上がりを大きく上回っていましたが、大引けでは値上がりが増えて拮抗となりました。TOPIXもわずかながらプラスに転じています。あすは2Q営業赤字に陥ったソフトバンクGの反応と全般への影響を見極めてからということになりますが、場中にトヨタが決算発表を予定しており、前場は模様眺めムードが強まりそうです。
イーレクスが再び新値
推奨銘柄では動きの鈍ったSHIFT(3697)を利益確定する一方、追撃買いを入れたイーレクス(9517)が再び新値を取ってきました。ただ、好決算を発表しても利益確定売りに急落する銘柄が散見されるなど、これまでパフォーマンスがよかった中小型株から割安株や出遅れセクターに資金をシフトする動きがみられ、特に高値圏にある銘柄には注意が必要と考えています。
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