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4カ月半ぶり2万2000円割れ
27日の東京市場は大幅に4日続落しました。日経平均は477円安と終値で約4カ月半ぶりに2万2000円台を割り込んでいます。新型コロナウイルスの世界的感染拡大への警戒感は強く、前日の米株市場でNYダウが急反発のあと値を消す後味の悪い引けで、ギャップ段で寄り付いた後も下げ幅を広げました。時間外の米株価指数先物安や円の強含みも嫌気され、後場一段安に売られています。
各指標は陰の極
東証1部の値下がり銘柄数は2000を超える全面安商状で、日経平均はフシを目を割り込み、下値へのバイアスが強まりました。欧州や中東から北米、南米まで新型コロナウイルスが蔓延し、景気と企業業績への影響が懸念される状況で、あすは週末要因も重なり、押し目買いは入りづらいです。ただ、騰落レシオをはじめ各指標は陰の極にあり、短期的な下落ピッチの速さからも、ここからは突っ込み買いで対処する局面でしょう。
有機薬やメドレーに買い
きょうはシステムサポ(4396)の利益を確定する一方、感染対策関連のニイタカ(4465)と有機薬(4531)、収益上振れ期待の日邦産業(9913)に追撃買い、今12月期利益倍増を見込むメドレー(4480)に打診買いを入れました。値を崩している銘柄については戻りを待ちたいと思います。
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